魔法の美術館に行ってきた

  • Posted on: 2015年8月30日
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さいたまスーパーアリーナにて、魔法の美術館を見てきました。

明らかに子供向けの企画ですが、気になる作家(これまで素晴らしい作品を制作されている)が多数参加していたので行ってみることに。
当然だけど子供向きに編集されたものであり、芸術的な挑戦が試みられ発表される場ではなかった笑(当然か)

子供は無邪気に楽しんでいたし、家族ずれが楽しそうにインタラクションに没頭していたのが印象的でした。動員としても十分だったように見受けられるので、企画としては成功なのでしょう。
しかし、こうした優れた作家を集めて展示するならば、次こそは審美的、技術的な挑戦を発表するような企画にして欲しいというのが正直な気持ちであり期待です。

個々の作品としては、冒頭の森脇裕之氏の作品の展示は印象的でした。
宇宙をモチーフにセンサーやLEDを駆使した作品が代表的な作家です。

子供も大人も煌めく光には魅了されます。
コンピュータの表現手段として、LEDによる発光やパーティクルエンジンによる粒子のシミュレーションは、審美的に見ても有用な方法だと思いますが、こうした方法論を完成度の高い作品として実装しています。
上の作品は、ひとつひとつのノードが互いに影響しあって波を表現しているよう。

他の作家についてもおもしろい作品がいろいろあったものの、どこか既視感のあるインスタレーションに終始していた。
子供がメディアアートを楽しむ場としては機能していたましたが、アートのおもしろさや、新規のテクノロジーによる未体験のインタラクションはというのは無かったです。
(うどん屋に、創作ラーメンを求めるなという感じですが)

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