Loop Stationの革新性が見過ごされている件について

  • Posted on: 2013年12月19日
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本日は、LoopStationというエフェクターの革新性について熱く語りたいと思います。

まずLoopStationとはなにかというとコレです。

楽器の演奏、人の声、その他マイク録音など、アナログ音においてサンプリングを実現するのがこのLoopStationという機器です。

サンプリングは現代の音楽シーンでポピュラーな手法です。曲の一部を数小説、適度に切り取って無限に繰り返す手法のことを指します。引用フレーズのループをBGMにして、ラップをするのがHipHop。シンセの電子音やDJのスクラッチ音を重層的にサンプリングしてリズムをつければ、クラブミュージック。

しかし、楽器の演奏や人の声という”アナログ”な音をサンプリングすることは意外なことに盲点でした。ここに目をつけ、実現させる機器が掲題のLoop Station(RCシリーズ)というエフェクターです。

でもってこの機器は、楽器の演奏手法に革命をもたらしたと言っても過言ではないとかつおは思います。一人でやる楽器演奏のパフォーマンス、演奏スタイル、アドリブ手法の可能性を大きく拡張したからです。実際、肉声、ヒューマンビートボックス、打楽器、弦楽器、もうホントなんでも相性あります。この可能性に対して、もっと楽器奏者はテンションあげて良いと思ってます。

言葉で説明するよりも動画で見た方が伝わると思うので下記に紹介しちゃいます。どの動画も独奏とは思えない独創性(狙ってない)です。

コントラバス&カホン × LoopStation

コントラバスによる前衛的な演奏。
足元でペタペタ踏んでいる黒い方の機器が、LoopStation。
ペダルを踏むことによってループのオンオフをする、っていう単純操作。
なんだけど、なぜか隣でおばちゃんがパン?こねてるw

リバーブ、モジュレーション、ディストーションと、コントラバスが多彩な音色に変化するのが素敵。
ただパンをこねるおばちゃんとの関係は本当に謎。

声&ギター&鍵盤 × LoopStation

声、鍵盤、ギターを順番にサンプリングして雰囲気出まくりなRaggaeサウンドを作っています。
足元でのペダル操作は大変そう。
エレピでソロとる、ギターでもソロとる、スキャットでもソロとる…
ソロを好き勝手とれるのもまさにLoop Stationの醍醐味です。
マウストランペットがウマ過ぎw
あと個人的にこの部屋欲しいw

バイオリン × LoopStation

バイオリン一本、シンプルなコード進行の4小説ループの演奏。
使っているのはRCシリーズの中でも最も簡易的なやつで、単純重ね録音くらいしかない。
ただシンプルに、成功法に音を重ねていきます。久石譲のような癒やしメロディの要素もありながら、ストリートライブの躍動さがあります。

チェロ&エレキベース × LoopStation

エレキチェロと途中からエレキベースによる8小節ループの演奏。
クラシカルだけどエキゾチックなラテンリズムです。楽器の演奏能力があってこそですが、Loopフレーズもカッコ良いし楽曲として十分に成立しています。

声&ギター&鍵盤 × LoopStation

声のかっこよさで押すBernhoft。
商業的にも完全に成功することうけあいなサウンドです。LoopStationを使って巧く音楽を構築できているのは中でも彼がピカイチだと思います。
ループステーションでの演奏はどこか「自慰感」(他に良い言葉が見つかりませんでしたw)がにじみでてしまうのですが、彼の演奏はそんな要素は微塵も無く知的で秀逸。簡単には真似できないコンポーズでありパフォーマンスであると思います。

以上、いかがでしたでしょう。
どれもアイディアに溢れ、パフォーマンス性が高く、かつ音楽的にも優れていると思います。
ここでは紹介しませんでしたが、いずれもベース奏者ですがVictor WootenやRichard BonaのLoopStationを用いた演奏は必見です。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございます!

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